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自宅でも簡単にできる、本格派レモンサワーのつくり方。 - Pen-Online

登場人物の言葉から、次々と疑問が浮かぶ。

この映画に登場する義足職人のマクルは、牛泥棒の銃撃を受けて片足を失ったと語る。ロバートソンはこのシーンで、「なぜ戦火ではなく、牛泥棒による銃撃なのか? と考えるのが重要なのです」と語り出した。

南スーダンに限らず、各地で紛争や内戦が起きているアフリカでは、武器商人がAK-47型の自動小銃をばら撒き、それが民間にも流れている。スーダンでは昔から水や牛の確保が死活問題で、それらを巡る争いが絶えなかったのだが、その争いは現在、フル装備での銃撃戦になってしまった。政府すら機能していないのでメディアも封殺され、誰も見ていないところでやりたい放題になっているのだという。

「義足を贈られる女性のマーサを見ても、いろいろな疑問が湧いてくる。まだ若いのに、なぜ乳飲み子がいるのでしょうか? なぜ『畑で働けないと生きている意味がない』という言葉が出てくるのでしょうか?」

ドキュメンタリーが紡ぐ物語が、人々の問題意識を目覚めさせる。

この映像では、そういったことについてナレーションなどによる説明がほとんどない。

「登場する人々の目線にカメラを据えて、起こったひとつ一つの出来事が本人の言葉のみでつなぎ合わされ、本人の視点、本人のエモーションが伝わってきます」

そうすることで、なぜこんなことが起きているかの疑問が沸き起こる。こうした訴求表現の大切さに、ロバートソンは共感した。

「私は見始めて最初の1分で『よし』と思いました。説明的な映像では、よほど最初から興味のある人やジャーナリストでない限り退屈してしまう。しかしこの作品はひとつの物語としてていねいに撮られていて、映像の美しさに引き込まれていきます。ドキュメンタリーでも芸術性が必要なのです。カメラワークに美意識がないと、ジャーナリスト以外には刺さらないものになってしまう。報道の順位が低いものについて、人はどうしても無意識に自分とは関係ないと判別してしまいがちです。しかし、このドキュメンタリーには、その固定観念を覆す力があります」

【関連記事】モーリー・ロバートソンが語る“ドキュメンタリー”の影響力とは、「この問題は他人事ではない」と気づかせてくれること。

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August 27, 2020 at 06:00PM
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