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漏洩記録330億件--クラウドの設定不備による「損失額は推定5兆ドル」の意味 - ZDNet Japan

 クラウドの不適切な設定が原因で発生した情報漏えいにより、全世界の企業が2018年と2019年に推定5兆ドルの損失を被ったことが、クラウドセキュリティ企業DivvyCloudの調査で明らかになった。

 DivvyCloudの「2020 Cloud Misconfigurations Report」では、米国時間2018年1月1日から2019年12月31日までに世界で公表されたすべてのデータ漏えいが調査対象となり、196件の漏えいの主な原因が、明らかにクラウドの設定不備であったことが確認された。

 多数の企業が適切なセキュリティシステムを用意せずにクラウド環境に移行しており、この2年間で漏えいした記録は330億件を超える。

 DivvyCloudの共同創設者で、最高経営責任者(CEO)を務めるBrian Johnson氏は、「近年はクラウドの不適切な設定から生じたデータ漏えいがニュースを賑わせているが、こうしたインシデントの大半は回避可能なものだ」と述べた。

 Ponemon Instituteが2019年に発表したレポートでは、漏えいした記録1件あたりの損失額の世界平均が150ドルとされており、DivvyCloudの研究者はこのデータを基に、クラウドの設定不備が原因のデータ漏えいによって過去2年間で発生した損失を5兆ドル超と推定した。

(本記事は、TechRepublic Japanで2020年3月16日に掲載した記事からの転載です。続きはTechRepublic Japanでお読みいただけます)

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