森永製菓は20日、2020年3月期の連結純利益が前の期比16%減の108億円になったようだと発表した。従来予想（13%増の145億円）から一転して減益となる。主力のゼリー商品に関わるライセンス契約の見直しとバブル期に取得した土地の売却について特別損失を計上する。
森永製菓は米ウイダー社とライセンス契約を見直し、18年にゼリー飲料「inゼリー」から「ウイダー」のロゴを外した。契約が残る28年9月まで発生する商標の使用料を基に算出した金額を契約解約金として支払う。
土地売却に関わる減損損失も計上する。1990年にレジャー施設などからなる複合型都市の計画で三重県に取得した土地を売却する方針となったため、帳簿価額を売却価額まで減額する。
売上高は2088億円と従来計画から18億円上振れした。ラムネ菓子やハイチュウが堅調に推移した。営業利益は5%増の212億円となった。
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April 20, 2020 at 06:30PM
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森永製菓、一転16%減益 前期最終 特別損失を計上 - 日本経済新聞
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